ダクト施工図の書き方で知っておきたいことや必要な資料

簡単に説明すると、室内・屋外との空気の通り道を表した図面です。

排気口やエアコンと室外機など、室内・屋外の給気や排気などを行うことを目的に描かれた、空調機器設備の施工に必要な図面となります。

普段の生活している中では、配管や照明設備など、設備に関する管などがどのようになっているかを見ることはあまりないですが、建物の中の見えない部分に様々な線や管などが複雑に巡っています。

それらが干渉したり途切れたりせずきれいに納まるよう、何を使うのか、サイズ感やルートなどを考えながら作成を行っています。

施工図を作成するには、いくつかの図面や資料の準備が必要です。

施工図は、実際に工事を行うために大切な図面で、様々な内容や情報を詰め込んでいきます。

上記にある図面や資料には、様々な指示や構成、機器関連、他の施工協力者がどのような方法で作成するのかなどが細かく記載されています。

これらの資料を基に施工図の作成を行うことになるわけですから、独自の様式で作成すれば良いわけではありません。現場のことを理解した上で、書かれていることをしっかりと読み取り理解し、作成することが大切です。

それらを無視して作成してしまうと、後々設備に不具合が生じてしまう恐れがありますので、漏れがないよう事前にしっかりと確認するようにしましょう。

施工図作成を専門としているため、多くのノウハウを持っています。現場を意識した、納まりの良い工事のしやすい図面を受け取ることができますし、要望や相談にも柔軟に対応が可能です。

実際に工事現場の経験のある方がいるところであれば、現場作業がどんなものなのかもわかっているので、より現場目線から図面作成をしてもらえますし、要望やお悩みにも臨機応変に対応してもらえます。

どんな建物を手掛けたのか事例を確認しておくことも大切ですが、どんな人が作成してくれるのかも確認して、依頼してみましょう！

それぞれで依頼をすると、図面にズレが生じたり、調整のための打合せや修正に時間やコストが掛かってしまいますが、一つの場所で一括依頼することで、整合性の取れた図面を作成することができます。調整や修正にかける時間やコストの削減にも繋がるので、効率よく図面作成を進めることができます。

多岐に渡る作業の中、図面作成を依頼することで、図面作成にあてなくていはいけない時間を他の作業に割り当てることができるようになります。依頼した分、時間に余裕が出るので、作業全体の効率もアップすることに繋がります。

また、自社で作成できることに越したことはありませんが、新規で雇う場合は人件費や研修費など、様々な時間やコストがかかってしまいます。依頼することで作成にかかる料金のみで済むため、依頼したほうがコスト面でも削減にも繋がる場合もあります。