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BIMとはどんなもの?3D-CADとの違いやメリットをわかりやすく解説!

『BIM』でどんなことができるのかご存知ですか?

立体的にものを作成できることはご存じの方も多いかと思いますが、3Dとの違いはどんなところなのか、他にどんなことができるのか、まだ理解できていない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、BIMとはどういうものなのかを、3Dとの違いやメリットをお伝えしながら、わかりやすく解説致します!

BIMについて知りたい方、BIMで図面作成をご検討の方などの参考になれば幸いです。

BIMとは?

実際にBIMで作成したものです。

簡単に説明すると、『コンピューター上に建物の立体モデルをリアルに再現できるシステム』のことです。

どのくらいリアルかというと、壁は壁、床は床、面積はこのくらい、使っている部品はなんであるなど、かなり細かいところまでわかります。

というのも、BIMとは、Building(建築物) Information(情報) Modeling(造形)の略で、『建築物を情報で造形する』とあるように、非常に多くの情報を組み込むことができます

たとえば、建物に使用する名称・部材・面積・性能・メーカー・品番・価格などの様々な属性情報をBIMには組み込めます。

計画から建設、施工や維持管理まで一連の作業を管理できるほどの対応力があるため、建物を建てる上では非常に注目されているシステムです。

また、可視化しやすいため関係者間の情報の共有もしやすくし、建設生産や管理システムの効率化・高度化を図ることを目的としています

BIMと3D-CADで作った立体の違いについて

BIMとよく似たもので3D-CADがありますが、これも立体を作成することができます。

図面の見た目はよく似ていますが中身は全くの別物です。

図面に組み込める情報量

3D-CADの場合、線や形の形状の情報しかありません。対してBIMの場合は、部材の種類や寸法、単価などの属性情報が豊富に含まれます

見た目は同じ立体ですが、図面に組み込まれている情報量は圧倒的に違います。

図面の作成方法

3D-CADの場合、始めに2次元の図面作成し、それを基に3次元にしますが、BIMの場合は初めから3次元で作業を行うため、2次元の図面作成が要りません

どちらも立体を作成しますが、作成方法が全く違います。

見た目だけではわかりにくいですが、中身や作成方法に大きな違いがあることがわかっていただけたと思います。

BIMは3D-CADに比べて情報量が多く、立体図面にするまでの工程もシンプルであることがわかりましたが、実際に使用するとどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

下記でご説明します

BIMで図面を作成するメリットとデメリット

メリット:5選

・事前にシュミレーションで工事が難しい部分や調整が必要な部分がわかるため、コスト削減や工期短縮に繋がる

今まで照明などのシュミレーションを行うには、専門業者に依頼しないといけませんでしたが、BIMを使用することで設計している段階でシュミレーションが行えるようになりました

シュミレーションがしやすくなったことで、そこにかける時間やコストが減ったとともに、事前確認や検討を図面作成の段階でできるようになったため工事時の変更も減り、コストの削減や工期の短縮に繋がるようになりました。

・1つで全て完結するため、設計や管理がしやすくなる

従来は、全て紙での管理であったり、複数の2次元図面がないと3次元図面がかけなかったり、設計にかける時間や図面の管理が大変でした。

BIMの場合は、2次元の図面は3次元の図面を作成することで切り出すことができるため、図面作成にかける時間の短縮ができます。また、データによる管理のため、劣化の心配もなく場所も取らないので、図面の管理もしやすくなりました。

・可視化しやすい図面のため、イメージの共有がしやすい

BIMで作成した図面は、情報が多く組み込まれた立体的図面のため、業者間での打ち合わせや確認がスムーズにしやすくなっています。

また、平面図と違って立体で図面を見ることができるので、図面の見方がわからない人であってもイメージしやすく、施主へのプレゼン資料としても使いやすい図面です。

・整合性の取れた図面のため、ミスの軽減に繋がる

上記にも記載しましたが、BIMは3次元の図面を作成すれば2次元の図面を切り出すことが可能です。そのため、図面による寸法の違いなどがありません。修正や変更についても、1つの図面が変われば全ての図面に変更点が自動反映されるようになっています。

BIMは非常に整合性が高いため、図面によって値が違うなどミスの軽減にも繋がります。

・精度の高い見積書の作成ができる

何度もお伝えしますが、BIMは非常に多くの情報を組み込むことができます。そのため、建物を建てる上で必要な部材などに単価の情報を組み込んでおけば、その建物にはどのくらいの費用がかかってくるのかがわかるようになります

1つ1つ計算しなくても情報を組み込んでおくだけで、必要なときに精度の高い見積書を出すことが可能となります

デメリット

・BIMの導入するハードルが高い

BIMの導入は近年増えてきてはいるものの、未だ導入しなくても作業をできていること、BIMへの対応ができていないところもあり、思うようにBIMが普及しきれない部分があります。

また、BIMのライセンス取得にも数十万~数百万かかってきたり、継続使用するにも維持費も必要になってくるため、導入やその後の維持に必要なコストが高いという面でもハードルが上がっています。

・BIM専任スタッフの採用や育成等への経費や時間が必要

例えば、自社でBIMの専任スタッフを雇う場合、まず求人募集を行い、どんな人を採用するのかの書類審査や面談などを行う時間が必要です。その人の人件費はもちろん、パソコンやソフトの導入費、知識や経験によっては研修等の教育費用や時間もかかってきます

その面を考慮したときに、専門業者に依頼したほうが、必要なときに必要なだけ質の高い図面を作成することができるので、依頼中の時間を自社の作業に集中できたり、作成に必要な費用のみで済むため経費削減に繋がったりします。

もちろん、専任スタッフが社内にいることのメリットもありますので専門業者に依頼することが必ずプラスになるとは言えませんが、状況を考えたときに、どちらのほうが経費削減や効率アップに繋がるのかをしっかりと検討することが大切だといえます

BIMで作成した図面をご検討の方は、

まずは専門業者に相談するのがおすすめ!

上記でメリット・デメリットをお伝えしましたが、導入へのハードルが高いことはおわかりいただけたのではと思います。逆に、BIMを使用することで、どんないいことがあるかというのもご理解いただけたのではと思います。

『BIMでの図面作成したいけど、自社でやるのは難しい・・・』

『BIMの図面がどれだけ使いやすいか知りたい』

など、BIMの図面を使用したいと検討されている方は、ぜひ一度BIMを使用し図面作成を行っている専門業者に相談してみることをおすすめします!

図面は作成者によってその質の良さや費用、納期などが変わってきます。ぜひ相談する際は、いくつか業者の候補を出し、事例や費用、納期、修正や変更等のフォロー面などを比較してみるとよいでしょう

まとめ

いかがでしたでしょうか?BIMとはどんなものなのか少しでもおわかりいただけましたら幸いです。

導入へのハードルは高いですが、BIMを利用した図面作成はメリットの大きいものになります。導入はなかなかすぐにというのは難しいところではありますが、BIMを使用して図面作成の代行作業を行っている業者はいくつもありますので、是非問合せてしてみてがいかがでしょうか!

BIMでの図面作成をご検討中の方の参考になりましたら幸いです。

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施工図の作成をご検討の方は、弊社にお任せください!

弊社では、BIM対応の3D-CADを使用し図面の作成を行っております。3D-CADを使用することで立体的に図面を見ることができるので、現場作業でも図面の把握・共有がしやすくなっています。

また、ワンストップ作業で作成を行うことで、時間短縮・コストダウンをすることができるため、効率よく作成を進めることも可能になりました。

「こんな図面をお願いしたいのだけど、作成は可能?」

「ここの納まりを良くするにはどうしたらよいの?」

など、施工図のことでお困りのことがございましたら、まずはお気軽のご相談・お問合せください!お見積りについても無料で行っております。

スタッフ一同、現場の目線に立った図面作成を心がけており、お客様のご要望に添えるよう丁寧に作成しております。作成中はもちろん、ご納品後のご相談も承っておりますので、何かございましたら遠慮なくお申し付けください。

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