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特徴からみる、BIM対応の施工図を作成するメリット

業界全体で少しずつ活用されてきているBIMについて、特徴とメリットをお伝えしながら、BIMで作成する施工図の良い部分をご紹介いたします。

BIM対応の図面作成をご検討中の方、BIM対応の図面の外注先をご検討中の方、またBIMの導入をお考えの方の参考になりますと幸いです。

BIMとは何か

実際にBIMで作成した建物です!

BIMとは、Building(建築物) Information(情報) Modeling(造形)の略で、建物に使用する名称・部材・面積・性能・メーカー・品番・価格などの様々な属性情報を併せ持つ、建築予定の建物の立体モデルをコンピューター上に構築するシステムのことです。

簡潔にいえば、建築予定の建物をコンピューター上にリアルに再現できる、というようなイメージです。

BIMは、計画から建設、施工や維持管理まで一連の作業を管理できます。関係者間の情報の共有がしやすくし、建設生産や管理システムの効率化・高度化を図ることを目的としています。

BIMの特徴とメリット(5選)

初めから3次元で作業。従来よりも楽に3D図面の作成が可能に!

立体パーツを組み合わせて作成!

従来は、2次元の図面を作成したあとに3次元の図面を作成していたため、今よりも多くの時間が必要でした。

しかし、BIMの場合は初めから3次元で作業を行います。図面作成にかかる時間が短縮されたことにより図面の作成スピードが上がり、効率よく作業を進められるようになりました。

複雑な建物や大型の建物であっても迅速に対応ができるようになったことも大きな強みです。

また、BIMの場合は、2次元の図面を作成せずとも、3次元で作成した図面から2次元の図面を切り出すことが可能です。

全てのデータが連動!修正や変更による手間やミスの軽減に繋がる

BIMで作成すると全てのデータに連動している(整合性が取れている)ため、3次元で修正や変更を行うと、2次元の図面などにもその修正や変更が自動で行われます。

従来の方法で修正や変更があったときには、2次元の図面から作成が必要だったため、また3次元の図面にするまで多くの時間がかかっていました。

その手間がなくなり修正や変更がしやすくなったと同時に、そこにかける時間も短縮されたので、効率よく図面の作成が可能になりました。

部材・品番・メーカー・長さ・価格など、情報を多く組込める

BIMを日本語にすると「建築物を、情報で、造形する」とあるように、BIMで作成した図面には多くの情報を組み込むことがせきます。そのものの名所や高さ、重さ、品番、価格など、様々です。

今までは、それらの情報は別紙で確認が必要でしたが、図面の作成時に情報を組み込んでおけば、BIMで作成した図面1つで欲しい情報が確認できるようになります。

また、それらの情報をリスト化したり、価格を入力しておけば、見積書も作成することが可能です。

いくつもの資料を確認する必要もなく、欲しい情報をBIMの図面データのみで済みます。データでの保存なので劣化することなく、置き場所にも困らないので、管理もしやすくなりました。

照明のや光の入具合、運用などのシュミレーションが可能!

BIMで作成した3次元モデルであれば、照明の当たり方や日差しの入り具合などもシュミレーションすることが可能です。

従来の方法では、シュミレーションを行うには専門業者を利用する必要がありました。

しかし、BIMを使用することでシュミレーションができるので、手間やコストも抑えることができるようになりました。

建築前にシュミレーションで無理のない設計であるかなどを確認ができるようになったことで、不都合や問題を事前に見つけ出し修正を行え、実際の工事もスムーズに進められるようになりました。

立体で確認できるため、工事関係者や施工主、図面の読めない人までイメージの共有がしやすい

今までは、2次元の図面を見て建物のイメージを頭の中で組み立てなければいけないため、イメージがしにくかったり、確認に時間がかかったりしていました。

しかし、BIMを使用することで、これから建築予定の建物をパソコン上に組み立てることができるため、図面の読める読めないに関係なく、共通のイメージを持つことが容易になりました。

立体で図面を見れるようになることで、複雑な部分も確認がしやすく、現場作業中でもすぐに把握しやすくなります。

現場で使いやすいだけでなく、立体で見れることで可視化しやすくなり、施主の方や図面が読めない方へのプレゼンの資料としても使用しやすいというメリットもあります。

BIMを導入する際の課題点(デメリット)

BIMを活用することで、今後の業界全体の発展が期待されているほど利点も多く、もっと活用が広まることで更に優れた成果を引き出せると考えられます。

しかし、①ソフトが高額で導入のハードルが高いこと②専門スタッフの採用・教育が必要なこと、が大きな課題部分でもあると言えます。

どうしても従来のものよりも高額のソフトのため、導入費で数十万ほど、導入後の維持費も必要ですし、コスト回収ができるのかも考えなくてはいけません。プラスそのソフトに対応できるパソコンの準備も必要になってきます。

また、そのソフトを扱うための専門知識も必要になってきますので、初心者の場合や知識が足りないという場合は、勉強会などの教育も必要となってくることもあります。

BIMを使用している所は徐々に増えてきていますが、従来の方法でも作業が進められていたり、新しい技術を取り入れる時間がない、難しいなどの理由もあり、BIMの活用が広まりにくいという現状もあるそうです。

BIMの図面は、専門業者へ依頼して作成可能!

自社でBIMを導入となるとすぐの対応は難しい場合もありますが、図面作成を外部に頼むことでBIMを使用した図面作成を行うことが可能です。

専門業者に依頼するメリットは、図面作成に関するのノウハウを豊富に蓄えているため、質の高い図面を受け取ることができる点です。

図面作成に特化しているので、現場作業を意識した図面作成はもちろん、悩みや要望にあった最適な図面作成をしてもらえます。

また、依頼した図面作成費のみで済むため、図面作成にかける費用も抑えることができますし、依頼している間の時間は他の作業へと当てることができるので、作業全体の効率もアップすることに繋がります。

「BIMを使用して欲しいという依頼があったけど、自社で対応ができない」「BIMを使用した図面作成をしたいけど、自社に導入は難しい」「作業効率を上げるために、図面作成を外部にお願いしたい」など、図面作成でお困りの方や検討中の方は、是非専門業者への依頼をおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

BIMの特徴やメリットが伝わったでしょうか?また、この記事を通して、導入は難しくても専門業者に依頼することでBIM対応の図面を作れることも知っていただけるきっかけになれば幸いです。

専門業者を選ぶ際は、いくつかの候補を出して情報収集を行ってから、比較検討をして一番信頼してお願いできそうな業者を選ぶことをおすすめいたします。

それについては他のコラムで触れていますので、是非参考にしてください。

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施工図の作成をご検討の方は、弊社にお任せください!

弊社では、BIM対応の3D-CADを使用し図面の作成を行っております。3D-CADを使用することで立体的に図面を見ることができるので、現場作業でも図面の把握・共有がしやすくなっています。

また、ワンストップ作業で作成を行うことで、時間短縮・コストダウンをすることができるため、効率よく作成を進めることも可能になりました。

「こんな図面をお願いしたいのだけど、作成は可能?」

「ここの納まりを良くするにはどうしたらよいの?」

など、施工図のことでお困りのことがございましたら、まずはお気軽のご相談・お問合せください!お見積りについても無料で行っております。

スタッフ一同、現場の目線に立った図面作成を心がけており、お客様のご要望に添えるよう丁寧に作成しております。作成中はもちろん、ご納品後のご相談も承っておりますので、何かございましたら遠慮なくお申し付けください。

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